ネイルサロンに行く時間はないけれどネイルを楽しみたい、そんなとき自宅でマニキュアやラメなどを使ってセルフネイルをすることがあるでしょう。しかし自宅でのセルフネイル、ちょっとしたことでマニキュアがよれてしまったり、左右対称に仕上げられなかったり・・・いろいろなトラブルがつきものです。そんなセルフネイルを少しでもきれいに仕上げるコツについて、今回はいくつかポイントをご紹介します。
セルフネイルを早く仕上げるには?
自宅でのセルフネイル、マニキュアが乾くまでについ動いてしまいよれてしまったというトラブルは起こりやすいです。すっきり乾いてから次の行動に移せるよう、早く仕上げるコツをご紹介しましょう。
氷水の中に手を入れる
乾いたかな~と思って触ったら乾いてなくて指紋が残ってしまった、ものが当たってよれてしまった・・・セルフネイルでは様々なトラブルが起きますが、それを防ぐためには早く乾かすことがポイントとなります。
そこで、試してもらいたいのが、氷水の中に手を入れて冷やす方法です。マニキュアを早く乾かす方法としては有名で、爪の表面が軽く乾いてきた時点で氷水の中に手を入れてみましょう。
氷水には、2分~3分ほどつけておくだけで大丈夫です。夏場は良いですが冬は寒くて震え上がってしまうので、そんなときは適当に出し入れしながら無理のない範囲でやってみましょう。
マニキュアを薄く重ねていく
マニキュアは一度塗って完成というものは少なく、重ね塗りをすることが多いです。そこで、少しでも早く乾かして次の工程に進められるよう、薄く塗ることを意識してみましょう。薄く塗れば塗るほど、乾くのは早くなります。
いきなり厚く塗ってしまうと乾くのに多くの時間がかかるため、ヨレなどを起こします。そのような失敗を起こさないよう、最初から薄く塗ってみましょう。もう乾いてる!と思うほど早く乾き、重ね塗りに入ることができます。きれいかつ早く仕上げたいときは、ぜひ試してみてください。
ドライヤーの冷風を当てるのもおすすめ
氷水の中に手を入れると早く乾くということから、マニキュアは冷やすのが良いことがわかります。そこで、氷水は冷たすぎる、もっと簡単な方法でマニキュアを乾かしたいというときにおすすめなのがドライヤーの冷風を当てる方法です。
オールシーズンいつでも手軽にできる方法で、爪から5㎝程度離して冷風を当てるだけで良いのでとても簡単です。10分ほどでマニキュアが乾いてきます。ただ、強い冷風は当てないように気を付けましょう。風の強さでマニキュアがヨレてしまう可能性があります。ポイントを押さえたうえで、ドライヤーで乾かす方法を取り入れてみてください。
事前にマニキュアを冷蔵庫で冷やしておく
マニキュアを早く乾かすコツとして、「冷やす」が挙げられます。ここから、塗りたいと思っているカラーのマニュアルをあらかじめ冷蔵庫で冷やしてから使用するのもおすすめです。
ボトル内の温度を一定に保つことができ、マニキュアの伸びが良くなるため、いざ塗ったときに早く乾いてくれるのです。塗りやすさも大きく変わるので、使用する30分~1時間くらい前に冷蔵庫で冷やしておいてから、爪に塗ってみましょう。
セルフネイルをきれいに仕上げるには?
セルフネイルを早く乾かすコツには、意外なものもたくさんあったでしょう。すっきりきれいに乾いてくれると、マニキュアを塗るのが楽しみになります。乾かすコツを押さえた次は、よりきれいに仕上げるポイントをチェックして、よりセルフネイルを楽しんでみましょう。
最初のネイルケアを丁寧に行なおう
セルフネイルをきれいに仕上げるためには、マニキュアを塗る前のネイルケアがとても重要な役割を持ちます。基本をしっかり押さえて、よりマニキュアが映えるようにしてみましょう。ネイルケアを行なうときは、以下の順で進めていきます。
- 爪表面の凹凸を整える
- 爪表面の油分を、キッチンペーパーなどに除光液をつけて拭き取っていく
- ベースコートを塗るときは、爪の先端部分をなぞるようにするとネイルもちが良くなる
この3つのステップを丁寧に行ないましょう。凹凸を整えるときに持っておきたいのがバッファーですが、やすりの目が細かめのものを選ぶと爪に優しいので安心です。爪の油分を取り除くときはついコットンを選んでしまいがちですが、ケバが爪についてしまうことがあるのでおすすめできません。小さめに切っておいたキッチンペーパーがベストです。セルフネイルのセットとして一つにまとめておくと、すぐに取り掛かることができますよ。
ブラシにつけるマニキュアの量や塗る順番も意識してみよう
セルフネイルをきれいに仕上げるため、いよいよマニキュアを塗っていくときもチェックしておきたいポイントがあります。
まず、ブラシにつけるマニキュアの量に注目しましょう。ボトルのヘリ部分でしっかりしごくようにし、多すぎず少なすぎない量をブラシにつけるのがポイントです。最初は爪の先端部分から塗っていくので、できるだけ少ない量がおすすめです。
塗り始めるときは、自分の方に爪の先端を向けるようにし、エッジ部分から塗っていきましょう。ここを最初に丁寧に塗っておくことで、ネイルのもちが良くなります。続いて詰め表面に塗っていくときも、多すぎない量をブラシに取るようにしましょう。薄めに塗ることを意識しながら、爪の中央、左、右の流れで縫っていきます。爪の左右に関しては、皮膚についてしまわないよう気を付けながら塗っていきましょう。
はみ出してしまったネイルは綿棒でオフ
集中してマニキュアを塗っていても、うっかりはみ出してしまうことはあります。そんなときに準備しておきたいのが、綿棒です。綿棒に除光液を染み込ませて、はみ出してしまった部分をちょんちょんとたたいていくときれいに落とすことができます。セルフネイルのセットをまとめておく際に、綿棒も入れておくようにすると便利です。
利き手じゃない方の手はこの方法できれいに仕上げよう
セルフネイルを行なうとき、順調に塗れていても、多くの人がぶつかるのが利き手じゃない方の爪をきれいに塗ることができないという問題です。たとえば右利きなら、左手で右の爪を塗っていくことが難しいです。
ぎこちない動きになり、マニキュアがはみ出たりヨレたりすることもよくあります。そんなときは、利き手を動かして調整してみましょう。利き手じゃない方の手はブラシを持ったままにし、利き手を動かすようにします。そうすることでうまく調節できるようになるので、思ったよりきれいに塗れたと実感できるでしょう。
セルフネイルで衝突する利き手問題、この方法なら今までよりきれいに仕上げることができるはずです。
セルフネイル、スピーディーかつきれいに仕上げるためには小さなコツがポイント
セルフネイルを納得のいく形に仕上げていくためには、小さなポイントに気を付けることが大切です。ネイルケアを意識してやってみる、ブラシに取るマニキュアの量を調整する、塗り方のポイントを確認しておくなど、いくつかのポイントを押さえておくことで、今まで以上にセルフネイルを楽しめるようになります。
ポイントを押さえながら、気軽にセルフネイルを楽しんでみましょう。